自然環境の保全・創出

循環組合は、貴重動植物の保全活動として、処分場敷地内の残留緑地や水辺で、動植物の貴重種保全に努めています。また、良好な自然環境の創出のために、埋立地を自然に戻し、残っている林野もより自然に近づける努力をしています。

貴重動植物の保全

処分場敷地内の残留緑地や水辺で、動植物の貴重種保全に努めています。処分場内でトウキョウサンショウウオ、タゴガエル、モリアオガエルなどの動物保全措置、カンアオイ、エビネ、ハカタシダなどの植物保全措置をしました。

モリアオガエル

カンアオイ

良好な自然環境の創出

埋立地を自然に戻し、残っている林野もより自然に近づける努力をしています。
谷戸沢処分場にビオトープを創出しました。また、埋立地は草原にして、自然回復を見守っています。
二ツ塚処分場では、針葉樹の多い残留緑地を広葉樹と針葉樹の混じった混交林に転換するよう、間伐や下草刈りを実施し、広葉樹の植樹も行いました。

谷戸沢処分場のビオトープ

平成16年4月に設置された谷戸沢処分場のビオトープの一部(沼地部分)です。ホオジロ、ノビタキなどの鳥や、ショウジョウトンボ、ミヤマアカネなど多くのトンボ類、キンエノコロ、タカサゴユリなど植物も観察できます。

処分場で育まれる生態系・自然環境
絶滅危惧種の「カヤネズミ」の地表巣(ちひょうそう)を確認しました!

谷戸沢処分場で、「カヤネズミ」が冬に地表近くに作る「地表巣(ちひょうそう)」が見つかりました。その地表巣を利用するカヤネズミの姿が、初めて撮影できました。

営巣したフクロウの様子

谷戸沢処分場に生息するふくろうが平成28年2月16日から営巣・抱卵を始めました。

谷戸沢処分場でのオオムラサキの保全

平成21年7月に発見された、国蝶オオムラサキの保全活動を行っています。

国蝶オオムラサキの様子

里山を代表する生き物である、国蝶オオムラサキの様子をお届けします。